日吉相談所の相談事例集

No.4 遺言作成を考えている方からの相続税のシミュレーションのご相談

今日は、

「遺言の作成を考えているけど、相続税も

シミュレーションしておいた方が良い?」

という相談に、どう対応しているかについて説明します。


先日、ある相談者の方から、

「遺言を作成しようと思っているのですが、

相続税がどれくらいかかるのかシミュレーションしてもらった方が良いでしょうか?」

というご相談を受けました。

遺言を作成する際には、残される方にどのように財産を分配するか

を考えることが大切です。それと同時に

相続税の負担がどの程度になるかを把握することもとても重要です。

相続税は財産の分け方によって負担が変わるケースが多々あります。

それを事前に知ることで、節税的な視点を遺言に加味することもできます。

そして、それ以上に大切なポイントは残された方が引き継いだ財産で

相続税の納税が可能なのか?です。

相続発生したら10か月以内に納税の期限を迎えますので、

そのあたりを事前に具体的にシミュレーションしておくことで、

残される方は安心して財産を承継することが可能になります。

一方で、相続税のシミュレーションには

所有する不動産の固定資産税納税通知書や家族関係が分かる戸籍・

金融資産の一覧表など、必要な資料も多岐に渡ります。

更に、複雑な内容のものですと、1カ月程度お時間頂くこともあります。

ただ、実は遺言の作成と相続税のシミュレーションは

同じような資料を利用します。

そのため、一緒に行うのはベストタイミング!とも言えます。

この相談者の方は、

考えている遺言通りに財産を残された方が引き継いだ時に見込まれる相続税は、

シミュレーションしてみると多くありませんでした。

とても安心できる結果でした。

そのため、遺言作成については残されるお子様たちが争うことが無いように

納得感が得られる分け方を考えることに集中することができました。

この相談者の方は、

相続税を具体的に把握することで、

安心して、より納得のいく遺言作成ができたと喜んでおられました。

私たち日吉相談所では、

遺言作成と合わせた相続税の試算や対策についても

丁寧にサポートいたします。

相続に関するご不安やご相談がある方は、

ぜひお声がけください。

日吉相談所は、皆様の安心と未来を守るため、

全力でサポートいたします。

今回のまとめ

日吉相談所は、遺言作成に役立つシミュレーションも対応します。

No.3 不動産オーナーが賃貸物件の融資の借り換えをするかどうか?のご相談

今日は、

「賃貸物件の融資の借り換えをするべきかどうか」

という相談に、どう対応しているかについて説明します。


先日、ある相談者(アパート経営者)の方から、

「アパート収入はあるけど、なかなか生活資金に余裕がない。どうしたら良い?融資の借り換えはどうかな?」

というご相談を受けました。

賃貸物件の融資は、返済期間の条件や金利次第で、オーナーのキャッシュフローに大きな影響を与えます。

借り換えをするメリットとしては、返済期間を延ばすことで、月々の返済額が減少し、負担が軽減されることでキャッシュフローが大きく改善する可能性が高い点です。

これにより、将来的な修繕費や予備費を積み立てる余裕が生まれることが期待されます。

一方で、借り換えには手数料や諸費用がかかるため、その費用が借り換えによる節約分を上回る場合は、借り換えが不利になることもあります。

また、借り換えによって返済期間を伸ばす場合には、総支払利息が増える可能性が高いため、慎重な計算が必要です。

この相談者の方の場合、近隣の金融機関に相談して、新たな融資条件を提示してもらい、現在と借り換え後の条件を比較し、具体的な節約額をシミュレーションしました。

その結果、借り換えを行うことでコストはかかりますが、キャッシュフローが改善されるメリットと比較すれば、そのコストも妥協できる範囲だという判断をすることが出来ました。

ただし、全てのケースが同じ結果になるわけではありません。

物件の規模や現行の融資条件、今後の金利動向など、さまざまな要因を総合的に判断する必要があります。

私たち日吉相談所では、不動産オーナーの皆様に対し、近隣の金融機関の協力を得ながら借り換えを含めた資金計画の見直しをサポートしております。

融資に関する不安や疑問をお持ちの方は、ぜひ一度ご相談ください。

日吉相談所は、皆様の資産を最大限に活用できるよう、全力でサポートいたします。

今回のまとめ

日吉相談所は、借換の相談に複合的にアドバイスします。

No.2 アパートの建築はじめた。確定申告を頼むか?自分でやるか?のご相談

今日は、

「アパートの建築初年度の確定申告を頼むべきか、自分でやるべきか」

という相談に、どう対応しているかについて説明します。


先日、ある相談者の方から、「アパートを建築し、はじめての確定申告を控えています。

ちょっと調べてみたけど良く分からないから、税理士に依頼するべきか、それとも自分でなんとかやるべきか迷っています。」という相談を受けました。

アパート経営のスタートの確定申告は、通常とは異なる経費が多く発生するため、申告が複雑になることがよくあります。

例えば、建築費用や土地の取得費用、または不動産取得税など、さまざまな経費が絡んできます。

まず、税理士に頼むメリットとしては、専門家が申告を担当するため、正確かつ効率的に処理できる点が挙げられます。

特に、減価償却費や建築費用の処理、各種控除の適用など、専門的な判断・ノウハウが必要な部分で、最大限の節税効果を期待できます。

また、税務調査が入った際にも、税理士が適切に対応してくれるため、そこの部分は安心です。

一方で、依頼する際のデメリットは、やはり費用の面です。

次に、自分で確定申告をする場合のメリットは、費用を抑えられる点です。

また、自分で手続きを行うことで、アパート経営の詳細な状況をより深く理解できるかもしれません。

キャッシュフローと税金の所得の違いなど、実際に申告書を作っていくなかで腑に落ちる方もいたりします。

ただし、デメリットとしては、申告の手続きにそれなりに時間がかかること、そして、税務知識が不十分だと、誤りが生じるリスクがあることです。

特に、初年度は多くの経費が発生するため、見落としやミスが大きな損失に繋がる可能性があります。

今回の相談者の方は、スタートの確定申告であること、また、アパート経営に慣れていないため、初年度だけ税理士に頼むことを選びました。

2年目からは、初年度の税理士が作った確定申告書を参考にしながら、自分でやることでアパート経営の資金繰りを深く理解も出来るし、コストも削減できると考えています。

初年度と2年目を分けて考えてみるのがポイントです。

私たち日吉相談所では、このような初めての確定申告に対するサポートも行っております。

確定申告に不安を感じる方や、プロに任せて安心したい方は、ぜひご相談ください。

日吉相談所は、皆様の大切な財産を守るため、しっかりとサポートいたします。

今回のまとめ

日吉相談所は、税理士に依頼するメリット・デメリットをアドバイスします。

No.1 空き家となる自宅は売る?貸す?のご相談

今日は、

「家を売るべきか、貸すべきか」

という相談に、どう対応しているかについて説明します。


先日、ある相談者の方から、「高齢になってきたので、駅近マンションへの引っ越しを考えています。今住んでいる一戸建てを売るべきか、貸すべきか迷っています。」という相談を受けました。

このような場合には、新居の購入資金のことや、今後の収入見通し、将来の賃貸需要、または税金のことなど、いくつかの要素を考慮する必要があります。

まずは、売る場合と貸す場合のそれぞれのメリット・デメリットを見てみましょう。

家を売る場合のメリットは、一度に大きな現金収入を得られる点です。

その現金で新しいマンションの購入や、他の投資に充てることができます。

また、維持費や固定資産税などの負担がなくなるのも大きなメリットです。

一方、デメリットとしては、家の価値が期待したほど高くならないことや、売却に時間がかかる可能性があることです。

さらに、売却については譲渡税の負担も検討する必要があります。

次に、家を貸す場合のメリットは、安定した収入を得られる点です。

特に長期間安定した収入が見込める場合は、年金代わりとして活用することも可能です。

また、将来的に家を売るタイミングを選べるという自由もあります。

ただし、デメリットとしては、賃貸経営に伴う管理や修繕の手間、または賃借人とのトラブルリスクなどが挙げられます。

さらに、賃貸収入に対しては所得税や住民税が課税されるため、税金の負担も考慮する必要があります。

このように、売るか貸すかの判断は、個々の状況や目的によって異なります。

例えば、この相談者の方の場合、長年この戸建に住んでいたため、賃貸を募集するためにはそもそも多額のリフォーム費用がかかることが見積もられ、さらに賃貸需要を調べてみると、だんだんと家賃相場が下落している地域であることが判明しました。

※不動産の専門家より当該地区の賃貸需要レポートを提供

そのため、売却には少々時間がかかることを予め想定しながらその後に負担になる税金をシミュレーションした上で、売却の手続きを進めながら、新たなマンションの購入に進んでいく準備をしていく段取りをご説明しました。

私たち日吉相談所では、このような個別の相談に対して、各専門家が相互に連携してアドバイスを行っています。

不動産の売却や賃貸に関する疑問や不安がある方は、ぜひ一度、私たちにご相談ください。

今回のまとめ

日吉相談所は、売却or賃貸の相談に複合的にアドバイスします。